あけましておめでとうございます。今年も何とぞ、宜しくお願い申し上げます。
能登の門前で過ごす正月が、二年目になりました。正月をつつがなく、穏やかに迎えられていることに有り難く、感謝したく思います。
生きているということは、様々な様相で生活していますから、不安や物足りなさを意識し始めると、そのように思っている現実が大きくなってきます。しかしたった今、ここで五体満足で、生きていることだけでも、何一つ文句のつけようもない身だとも言えます。炊きたてのご飯、お雑煮を食べ、炬燵があり、ストーブがあって、身体を温めてくれ、生活を共にしてくれる親愛なるひとが居て、今の私の生活が成り立っています。これに不平を言ったら、生きることだけでも最低限でいる世界中の人々に、どんな言葉かけができるでしょうか。これは想像力の問題であって、そこに何時でも焦点を合わせることはできませんが。
私たちは、各々が特有のこころを持っています。故に想像している中身もそれぞれです。この想像力が、それぞれの気質と結びついています。楽しいこと、不安なことを想像している両者には、それぞれの現実がどんな様相を帯びてくるか、簡単に想像できるじゃありませんか。たった一人だけでも、今日できることは山ほどあります。 2017年1月11日
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