大寒の時節らしく、雪が降り、積もった。今、日本中のあちこちで大雪になり支障が出ているが、幸いに能登、中でも黒島は少ない雪で済んでいる。雪が多く降り、積もっていくのは困るのだが、だからと言って、雪が降らないと、味気なく、物足りない。茫々と降っている雪を恍惚と見てしまう時が、誰にでもあると思う。いつまで経っても、ぼくらには、子供の頃と変わらない気持ちがある。その本音なるものは、三つ子の魂百までなのだろう。雪やこんこん、霰やこんこん、降っても降ってもずんずん積もる…犬は喜び、庭かけめぐり…。
今日は、朝から雪ではなく、みぞれ雨だ。屋根の上にあった雪も滑り落ちて、殆んど見えなくなった。地球は、暖かくなり、ひと昔のような寒くて厳しい冬は、余り長く続かなくなっている。南半球のオーストラリアのメルボルンでは、今、真夏で気温が四十度を越え、危険な暑さという。そんな夏も、困るなと思うが、寒いのも…、ちょうどいい温度加減が良いのだが。それでは、却ってぼくらは怠け者になっていくのかもしれない。
誤解は常なるものだ。身近な家族ほど、近い分だけ、気づかずに誤解し続けている。その誤解の積み重ねが、ひょんなことから火花が飛び、時に爆発する。そうすると世界中で戦争がなくならない理由も分かる気がする。―先ず、何よりも、三つ子の魂百までの、このわたし自身が一番に問題となっていく。他人のあれこれを噂し、評するのは、たやすい。このわたし自身を省みるのが、世界で一番ややこしい事柄なのだ。 2026年1月29日




