お米を作った経験があります。初めて田んぼに入り、手塩にかけた、その年の秋に獲れた新米を最初に食べた美味さは忘れられません。余りのお米の美味さに、お米さえ美味ければ、菜は二の次だと思ったのでした。
現在の拙宅の食卓では、普段は能登で獲れた玄米を食べていますが、時には白米も食べることがあります。玄米を炊く時は圧力鍋で、白米を食べる時は専用の土鍋で炊きます。如何に美味しいお米を炊くか、お米自身の質は元よりですが、炊き方の工夫次第で、同じお米でも実に美味しく食べることができます。
お米、野菜等などの材料が新鮮で、安全なものに越したことはありませんが、限定された素材で如何に美味しく食べるかは、際限がありません。同じように、身体で生きていくのに、どの様に生活工夫をしていくかも限りがありません。健康的な身体作りも、料理と同じように、自らの創意工夫をこらしていくことが大切です。今の置かれた状況で、いかにして身体を元気にしていくことができるか、現代の勤労感謝につながっていくと思います。 2014,11,25
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