先月は細胞について話ししました。細胞は生きているものだけにあるものですが、この宇宙の全ての生物、無生物、形あるもの全て<机、椅子、花びん等々>は、高倍率の顕微鏡で見ることができる小さな原子からできています。原子は電子、陽子、中性子から構成されています。それらは情報とエネルギーや波動として刻々と変化し、そのものを維持する土台となっています。つまり机や、机に置かれているコップは、ずっと変わらないものとしてあるように思っていますが、それは私たちが余りにも大雑把にしかものを見ることができないからで、その中は光の速度で大変な運動をしています。
単に物であった筈の洋服やコップ、あるいは家具や家等が、大切に愛着を持って使えば使うほど、いつの間にか手放し難い、より素敵な物へと変容してくることがあります。これは私たちの心や身体と、洋服、コップさらに家具や家等が決して別物だと言い切れないことがあるということです。どんなものでも燃やすと水素、炭素、窒素等々に分解され、さらに原子レベルにまで至ると宇宙的なるものは、みんな同じ存在になります。
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