宅急便屋さんが、「鈴虫ですよ!」と興奮して入って来た。一瞬何のとか訳が分からず戸惑っていると、「ほら」と荷物を指差した。するとそこから、リーン、リーンと鈴虫の鳴き声がした。田舎から、秋の先取りしたように、鈴虫が送られて来たのだ。それ以来、朝に晩に、気付くとりーん、リーンと、涼しげで、爽やかな声をきかせてくれる。不思議なものだ。毎日エサを与え、様子を見ていると、外にいるコウロギや他の昆虫とは違い、声やその姿まで愛らしくなってくるのだ。この音色を聞くのは、耳からですが、耳は腎臓と直接つながっています。両者は形が似ています。歳をとり、耳が遠くなってきたのは、腎気が衰えてきたからです。ちなみに肝気は、眼に通じて、いろんな色を分らせ、肺気は鼻を通じて匂い、臭いを分らせています。心気は舌に通じて、味を分らせています。つまりどんな臓器も、様々な感覚に力を与え、活性化に関与しているのです。この臓器と諸々の感覚の関係から言えば、本当に栄養になるということは、何カロリーというだけのものではないということが分ります。気に入りの器、菜の味と香り、彩り。和やかな食卓の雰囲気と会話、食べたいという欲求、おいしいという気持ち、それら総合的なものが、栄養になっていくいくのであり、人間的なものになっていくのです。
さて、本格的な秋になって来ました。秋は、肺と大腸<陰陽一体>が活躍する季節です。肺に病変が生じると大腸に及び、便秘や下痢を起こします。皮膚は、肺の出先機関です。肺を元気にするには、乾布マッサージ等をして皮膚を刺激します。すると皮膚を通じて、肺が整い、お腹の調子も良くなってきます。
さて、本格的な秋になって来ました。秋は、肺と大腸<陰陽一体>が活躍する季節です。肺に病変が生じると大腸に及び、便秘や下痢を起こします。皮膚は、肺の出先機関です。肺を元気にするには、乾布マッサージ等をして皮膚を刺激します。すると皮膚を通じて、肺が整い、お腹の調子も良くなってきます。
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