2024年8月28日

152 能登あすなろ通信 夏祭り

 


うだるような暑さが続いていたが。最近、それが息苦しくなる程の熱風に変わってきた。近年の夏はどんどん厳しくなってくる。クーラーがなくても良い我が家だと得意がっていたのが、そうとも言えなくなってきた。

雨が降らなくて困っていたら、急に降り出し、どしゃ降りになり土砂災害警戒注意報がアナウンスされた。地震のせいで能登のあちらこちらの地盤が緩んでいる。この大雨が降り続いたら一気に崩れやすい場所が多々ある。何事も起こらないようにと思っていたら、あっさりと止んでくれた。

自然は、地球や人間を含めたあらゆる生きものらの産みの母体だ。その自然を相手にして、私たちが少しでも変えることができるという思い込みは、私たち人間にしか通用しない小さな自然に過ぎない。自然はこれからも、将来に渡って、どんなに文明化された時代を迎えようとも、常に神秘的で無限の深みを持って、善悪、生死に関わりなく私たちに迫ってくるのだろう。

黒島天領祭りが、簡略化して、開催された。地元に残っている方々、様々な所で避難生活されている方々、震災後ずっと黒島で貢献してくれていたボランティアの方々、その他色んな方々が準備し、参加し、見物人となり、傷んだ通りを大いに賑わかした。先ず名前を持った個人がいて、市町村が成り立ち、国、世界、地球へと…拡大されていく。私たち一人ひとりの自覚が、この地球と共にあることを思う。         2024年8月28日

           

0 件のコメント: