新春のお慶び申し上げます。
本年も、何卒よろしくお願い申し上げます。
いつもの年ならば、雪が降り続く時節なのに、雨が降っております。その雨が降っているのを見ていますと、寒いのですが、それ程寒くもないのだと雨が教えてくれるようです。自らの体感温度計などといったものがあるのに、寒いものだという思い込みが働いています。天気予報で、温い、と言われれば、急にそういう気にもなってきます。体感温度なるものは、微妙であり、感情や体調に、常に左右されていることを思います。
何かに夢中になっている時には、寒さや暑さを忘れていることがあります。一心不乱という言葉を思い浮かべます。この世に生きていて、一心不乱に何か物事に打ち込めること以上に、幸せなことはないように思います。
夢中に、一心不乱に、なりたいというよりも、何か物事に取りかかっている時に夢中になっていたといった方が的確でしょう。それが、この世の中に受け入れられていることなのか否かは、さて於いて、世事の諸々を忘れて、好きな、甲斐のあることに打ち込んでいける人生は仕合せでしょう。生涯をかけて、そこへと道を切り拓いていく人生ほど素敵なことはないでしょう。それは自らそこへと行くというよりも、そこから呼びかけられて歩むことができる。そんな気がしています。 2023年1月25日
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