2018年8月24日

80 能登あすなろ通信  真夏の暑さ


毎夏、暑さが厳しくなってくると、わが家の居間は、玄関の狭い上がり框へと移動する。東西南の三方にわたって開け放ってある出入り口と、土間が、家の中で一番涼しくて過ごし易くしている。風が止んでいるような時でも、それが却って、ほんのりとやって来る微妙な風に敏感になり、そこに涼しさを見出してほっとしている。
今日は、台風の影響もあって、36・7度の猛烈な高い気温だ。今朝、畑で水やりしている際も、余りの日光の強さにくらくらした。しかしこのような日でも、日中外で仕事している道路工事人たちや、木々や雑草の伐採をしている人たちがいる。お祭りでお神輿担いでいる人もいる。甲子園で応援している人、実際にプレーしている若者たちがいる。中には暑さを忘れて夢中になっている人もいることだろう。一様に暑さを感じても、それをどの様に受け取り、過ごしているかは一人ひとりである。数字や科学的測定には測られないものが、自然であり人である。
世界や日本のニュース、身近なニュースでも、私たちを喜ばせるものより、不安や恐れさせるものが多い。しかし、それがどの様なものであれ、それについて反応し、評価し、どう行動していくかは、私自身である。いつの時代でも、どのような環境であっても、本人次第で新たに現実を作り出すこともできるのが、人のヒトたる由縁だと思う。    2018年8月24日
                                          

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