2011年11月10日

11 冬 腰、骨盤、姿勢に気を留める、良い姿勢とは


秋も深まり、立冬も過ぎました。近頃は、少しづつ掛け布団の厚みが増して朝が起き難くなりました。ぬくぬくとした布団の中から起き上がるのに時間がかかります。
浜辺に出ると、運動している人、歩いている人、走っている人を眺めることができます。健康のことを思ってのことなのでしょうが、その割には、意外と姿勢を意識している人が少ないように思います。足先から頭の天辺まで、大地からのエネルギーが上手く伝わっていかないと、左右のぶれ、歪みが多くなり、歩けば歩くほど、走れば走るほど、疲れが溜まっていきます。
歩いても、走っても、爽快さを実感しないと、健康と言えませんし、下手に頑張ったり、無理やり身体に強いることは、長続きしませんし、そういうやり方は、中年以降は卒業すべきです。
身体の基本は、腰であり、骨盤です。この小さな骨盤で五臓六腑の重さを全部引き受けながら、二本の足が出て、大地から身体全体を支えています。よき身体の動き、運動であると、この骨盤が刺激され、整調に巡りだします。あらゆる病の根源は、この骨盤の歪みと言っても過言ではありません。骨盤のあり方は、健康のキーポイントになるのです。
身体は、自然の推移、飲食物、動作、感情等々にも絶えず影響され、変化し続けます。だから元気な時もありますが、不調になるときもあります。しかし日頃から腰を立てて、姿勢に気を留めていくことは、とても大切なことです。自分自身の人生を創っていくためにも。