2011年6月29日

8 夏 心臓、腎臓、呼吸

毎年、毎年、月日の早くなっていく感があります。が、今年程、それを強く感じる年はありません。大地震があり、停電があり、原発問題はまだ未解決で、時がびっくりして縮まったようです。
本格的な夏を迎えようとしています。夏は、心臓の季節です。私達が眠っている時も、遊んでいる時も、不眠不休でドックン、ドックンと一人働き続けている心臓は、働き続けているが故に熱くなりがちです。心臓はエンジンみたいなものだから、過熱し過ぎないように冷やす必要があります。冷やす役目をするものがラジエータ、即ち腎臓です。心臓は火で、腎臓は水の性質です。どの臓器も大切なのです。みんなで支え合って生きているのです。夏は、身体を冷やしてくれる生野菜・果物に相応しい季節です。海藻類も合わせて摂って下さい。心臓はトマト・人参・赤ピーマン等の赤色を好みます。心臓はばてた時は赤色系等の食物を多く摂るのです。


前回、深く息を吐き出すことを言いました。私達は、当り前に、無意識的に呼吸をしています。その息は大概浅く胸で呼吸しています。それをあえて意識して深く呼吸します。わずか数分間でも息ができなくなると、死に到る呼吸は、あらゆる健康法の中でもっとも大切なものです。10分以上の時間をかけて、姿勢をただし、下腹や骨盤全体で呼吸することを意識しましょう。自ずから呼吸が深くなり、気持ちが落ち着きます。

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